障がいを開示して働くメリットとデメリットとは?

障がいを開示して働くメリットとデメリットとは?2023.06.14

こんにちは、コリード甲府の稀代です。

今回は、障がい者雇用での就職・転職を検討している方に向けて、

障がい者雇用のメリットとデメリットについてお話ししたいと思います。

障がい者枠での就労をためらわれている方もいるかもしれません。

今回は一般雇用と比較しながら障がい者雇用枠で働くメリットとデメリットを、

一緒に考えていきましょう!

◎そもそも障がい者雇用とは?

障がい者雇用とは障がいをお持ちの方の働く機会を守り、安心・安定して働き続けるための制度です。

「障がい者雇用」とは、求職者は障がいがあることを開示し、企業もそれを承知した上で雇用をおこなうことです。

企業は「障がい者雇用枠」を特別に設けることで、障がいをお持ちの方が不利にならないように働ける機会を設けています。

また「障がい者雇用」をおこなう雇い主は、障がいをお持ちの労働者が安全に働き続けられるよう、一定の配慮(=合理的配慮)が求められます。

〇障がい者雇用のメリット

・障がい者雇用求人が増えてきている

障がい者雇用の法定雇用率が2021年3月に引き上げられ、
民間企業2.3%、国・地方公共団体等2.6%、都道府県等の教育委員会2.5%となっています。

・障がい特性(合理的)の配慮がある

どのような配慮が必要か、会社で対応ができるか、すり合わせを行った上で入社が決まり、配慮に関しては安心ができます。

・職場定着がしやすい(長く働ける)

一般雇用と比べると離職率が低く、「障がい者の就業状況等に関する調査研究」によれば、一般雇用では過半数が1年以内に職場を辞めてしまう傾向にあるという調査結果がでました。

・関係機関の支援が受けられる

コリード甲府をはじめとした関係機関が企業とご本人の間に入りながら働きやすい職場づくりを行っていきます。
1人で就職するのは不安という方も多いと思うので、サポートを受けることができるのは大きなメリットかと思います!

〇障がい者雇用のデメリット

・一般求人に比べて求人が少ない

障がい者雇用は、求人数そのものが一般雇用より少ないため、職種も限られてしまいます。
そのため、希望する職種の求人がタイミングよくあるとは限りません。職種としては、「補佐的な事務職」が多い傾向にあります。
これは急に体調が悪くなってお休みをした人が出たりしても、仕事が回るように配慮されている結果です。

・一般求人に比べて労働条件が良くない

障がい者雇用の給料(平均月収)が、一般雇用より低く感じられるのには理由があります。
まずは、障害配慮のためにサポート体制を整えるといったコストがかかること。
そして、正社員就労やフルタイム勤務をしていないケースも多く、管理職などのハイレベルな仕事が少ない傾向にあるので、一般に比べて平均月収や年収が低い結果になっている場合があるのです。

・キャリアアップが難しい

お仕事探しをする際に「これまでのスキルを活かせる機会が少ない」と感じたり、就職後も「決まった仕事しかやらせてもらえず物足りない」と感じたりする方もいるかもしれません。

〇一般雇用でのメリット

・求人が多い

障がい者雇用と比べて求人の数は比較的に多くなり就職の幅も広がってくると思います!
自分自身のやりたい仕事や、やってみたい職種も見つかるかもしれません。

・通常の労働条件

労働時間や収入、雇用形態が通常の労働条件と同じになってくる為、安定した生活を送ることができやすくなります。

・キャリアアップの機会がある

一般雇用だと頑張った分だけ評価をしてもらうことができて、スキルや実績が認められた場合は昇格することもできます!

〇一般雇用でのデメリット

・就職することが難しい

就職をする際の条件が多くある方が多いため、就職することが難しくなってしまうことがあります。
配慮をしてもらうことも難しいことが多いため、一般のオープン雇用での就職はなかなか決まらないことが多々あります。

・障がい特性の配慮が受けられない

障がい者雇用で受けられる合理的配慮を受けることができないため、体調が悪くても自分のことを理解してくれる方がいない、相談することができないなどの理由で、孤独感を感じてしまうケースがあります。

・厳しい労働条件

障がいの特性上、苦手としていることや配慮が受けられないことから、労働条件に不満や働きづらさを感じてしまい、離職する方が多くいます。

・関係機関などの必要な相談や支援を受けることが難しい

自治体の判断によりますが、定着支援のサポートが受けられない場合があります。

◎まとめ

障がい者雇用で働く上でのメリット・デメリットは人それぞれの「何を大切にしたいのか?」によって変わってきます。

正直、障がい者雇用か一般雇用がどちらが良いかこの方の「何を優先したいのか」によって変わってくると思うので世間のイメージや周囲の声に流されず、まずは自分の中の優先順位を整理して、キャリアや人生を描いていきましょう!

どのように進めればよいかわからない時は遠慮なくコリード甲府に相談してくださいね😄

コリード甲府では、

障がいがあっても「働きたい!」あなたを応援します。

ご相談・見学・体験など随時受け付けております。

どんな些細なことでも気になることがありましたら、

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